Myriel

 性愛 −わたしの性表現と快感−


【 書  名 】性愛 −わたしの性表現と快感−
【 著 者 】手塚千砂子
【出 版 社】学陽書房・女性文庫
【発 行 年】1997年4月20日
【 価 格 】本体660円+税
【  ISBN  】4-313-72036-7
【KeyWords】セクシュアリティ、関係性

【 内 容 】
【コメント】
 12人の女性へのインタビュー&座談会で語られる彼女たちの「セクシュアリテ
ィ」。十二人十二色の表現を通して、女性の性のあり方の多様さが伝わってくる。
 ちょっと「イギリス人は‥‥」「アメリカでは‥‥」というところが鼻につく
ことはあるけれど、日本の性関係(男女間だけでなく)が決してほめられたもの
ではないのは、ほんとうのところ。だから、あまり批判はできない。
 ここに登場する女性たちは、いろいろな途をたどった結果、肯定的に性をとら
え、セックスをエンジョイしている。でも、強迫観念的に「セックスしなければ
いけない」「快感がなければセックスじゃない」という方向に駆り立てられてい
くとしたら、それはヘン。もちろん開放的なことはいいことなのだけれど。
 けっこうアンビヴァレントな気分にさせられる一冊でした。

(1997/05/20)


This page written by TAKAHASHI, June (june.takahashi@nifty.ne.jp)