Myriel


新入生等の名簿における「女子学生への印付け」の廃止のお願い

1997年3月14日
行政社会学部教員有志

学務第一係殿

要望:

 現在、毎年四月時に事務室外側に貼り出される新入生名簿や、新入生合宿ガイダンス時に教養演習毎に配布される名簿等においては、女子学生の名前に印がつけられ、他方男子学生は無印となっております。これは、以下の理由にかんがみ、適切ではないと考えられるため、来年度以降廃止し、女子学生・男子学生とも無印とするか、あるいは性別を示す記号を両性に付す方式に改めていただけるようお願いいたします。なお、新入生の名簿だけでなく、他学年においても同じ慣行が存在するのであれば、既存の名簿を更新する機会がある際に方式を改めていただけるよう、あわせて提案いたします。

理由:

(1)女子学生の名前に印をつけるということは、記号学上の「有徴化」であり、本来女性への差別に当たること。

(2)またこのことは、女子学生が絶対数として少なく、特に対応に留意しなければならなかった歴史的段階においては、一定程度の有用性もあると思われるが、昨今の女子学生の絶対数・相対的割合の増加に照らして考えると、継続する合理性は失われたと見るべきであること。

 以上


賛同者:
   高橋 準(発起人)
 塩谷弘康(発起人)
 浅野かおる
 後藤史子
 田村 理
   ほか
 

※なお、この要望はそのまま受け入れられ、1997年度から「印付け」は廃止されています。


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