Myriel

福島大学行政政策学類

女性学・ジェンダー研究プログラム

(2005年度カリキュラム対応版)

 2000年度より福島大学行政社会学部の社会と文化コース(昼間主コース)には、歴史・ジェンダー学修分野がおかれ、ジェンダー研究・女性学が大学のカリキュラムの中に位置づけられることになりました。2005年度からの新カリキュラムでも、基本的にこの構想は継承されています。
 しかし、相変わらずこの分野の科目は、「ジェンダー論」の一つしかありません。(特殊講義等を除きます。)そこで、それを補うものとしてこの「女性学・ジェンダー研究プログラム」を考えました。(もちろん男性学の内容も含みますが、長くなるので名前としてはこうしました。)
 本来はきちんと学部のカリキュラムの中で、女性学・ジェンダー研究関連の科目を設置するべきなのですが、大学の科目名はなかなか自由に変更ができませんし、また安易な変更もするべきではありません。そこで、この非公式(インフォーマル)なプログラムによって学部内の関連科目を網羅して、女性学やジェンダー研究を学びたいという学生のみなさんのための「見取り図」を提供したいと思います。
 なお、女性学・ジェンダー研究プログラムは、昼間主コース生のみしか参加できないということではありません。2000年度カリキュラム生なら、夜間主コース生でも同じように学べます。聴講生・科目等履修生でも変わりません。(※註:2005年度カリキュラム生は、昼間・夜間でカリキュラムが異なるので、別扱いになります。)

 もう一つ、この「プログラム」は、女性学・ジェンダー研究の「ゲットー化」を避けるという考え方にも基づいて作られています。
 ともすれば、「女性学は女のものだから」などと言って男性の受講者が少なかったり、「女性学という講義がある」ということでその他の講義でジェンダーについての視点が欠けているいいわけにされたり、などと、なまじっか「女性学」「ジェンダー論」という名前が付いているばっかりに受講者が偏ったり、一つの講義にだけ「囲い込み」がされたり、ということがあり得ると思います。特に後者を「ゲットー化」というようです。
 それを防ぐために、カリキュラムの至る所に女性学やジェンダー研究のアプローチやトピックスを分散させ、「ゲットー化」を防いでいます。
 ジェンダーについての視点は、「ジェンダー論」と名前が付くところだけにあればいいということではないはずです。フェミニズムが指摘してきたのは、ほとんどすべての学問領域において男性中心的な思考が支配していることでした。だとするならば、すべての講義・授業の中で、ジェンダーについての視点が何らかの形で姿を見せるということだってあり得るはずです。
 ですから、「プログラム」には、一見「ジェンダー」なんて関係ないよというような講義も登録されています。「ゲットー化」を防ぎ、教員たち自身が自分の専門の中でこの問題に関心を持つために、この「プログラム」は考えられ、運営されています。


 概略

 2007年度前期登録科目一覧

 2000年度までの女性学プログラムの内容



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