活動紹介

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ふくしま女性フォーラム
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福島大学 行政政策学類
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■「うふふ」 第14号(1998.6.26)

目次

第3回定期総会レポート

記念講演・羽田澄子さん

 今回の会場は福島県文化センター小ホール。「小」といいつつ400人は入れる会場なので、集まった会員はすこし少なく見えました。午前中からの開始ということもあったでしょうか。
 まず、司会の中野リツ子さん(いわき市)の進行にしたがって、議長は山崎捷子さん(会津若松市)が選出されました。やや緊張気味のスタートでしたが、てきぱきと議事を進めて下さいました。今回の議案は、会の活動報告・今年度の活動計画、決算・予算案のほかに、2年の任期をいったん終えた代表・運営委員の改選がありました。代表は、2年間の外国生活からお帰りになった栗原るみ(福島市)さんに、もう2年、今度は実質的に「代表」になっていただくことになりました。
 そんなこんなで議事はほぼ滞りなく賛成多数で可決。滞っているのは会費の徴収、だそうです。これにつきましては皆さんのご協力をお願いします。(去年も書いたような気がしますが‥‥。)
 なお、総会には、今年1月の学習会で講師をお願いした佐々木史子さん(NHK学園主幹)ほかの方々からエールが寄せられましたことを申し添えます。ありがとうございました。

(高橋準 福島市)


1998年度事業計画


会員の声&ネットワーク情報

女性ならではの『便利帳』に拍手
 『ふくしま女たちの便利帳』に携わったスタッフ全員と福島の女性に対し敬意を表する次第である。企画、編集、内容、全てにおいて画期的な一級品の出来である。
 その中の会津地区のアンケートに関する感想を述べてみたい。
 私は、竹田綜合病院に約6年間勤務の後、4年前に開業した。当院では胃腸科、外科はもとより、乳癌検査も行っている。
 アンケート内容は女性らしい、繊細な、それでいて的を射た設問であった。インフォームド・コンセントはいまや医療界の中心的な話題であり、ますます重視されなければならない課題である。そこに着目した真摯な態度は、全国的にも通用するものである。惜しむらくは母集団の数が少ない。母集団が多ければ多いほど信頼性が増すものと思われる。
 今後もパワーのある、さらにレベルアップした便利帳の第二弾を期待してしまうのは私だけだろうか。女性たちの発展を祈ってやまない。
(遠藤剛 会津若松市)


ふくしま女たちの便利帳・こぼれ話

 「活動に動きが欲しい!」という思いが形になった。
 片平さんと一緒に医療部門を担当することになったのだが、「医療法」などは知らなかった。
 掲載するのは、「内科、精神科、産婦人科、小児科の診療所で、女医さんで‥‥」と心づもりをして県医師会を訪問したところで、ドキッ。
 医療機関を選ぶということは、法律違反らしい。大学院で憲法を学んでいる片平さんが調べたところ、広告・宣伝の規制という壁にぶちあたった。
 しかし、やるっきゃない。
 知識と知恵とネットワークをフル回転させて、関係機関・団体を訪問して回る。
 ・わたしはフォーラムの会員だから協力しますよ。
 ・何故女医なの。女を強調しない方がいいんじゃないの。
 ・届出は施設の長になっていて、勤務医の性別はわかりません。
 ・口コミで探した方がいいわよ。
 ‥‥などなど。情報過多ぎみで、悩みは深まるばかり。
 熟慮?の結果、施設長が女性と思われる県北地区の診療所にアンケートを送った。
 ・わたしは男性です。
 ・アンケートが来ないといっている女医さんがいるわよ。
 ・忙しくて回答どころじゃありません。
 またまた、反応は様々ながら、数ヶ所から回答をいただいた。
 数名の女医さんからは専門的なお話を伺うこともできた。会津やいわきとの情報交換も大きな励みになった。
 取材が終わったのが1月末。編集・校正・印刷と過程を経て、いざ発送。
 会員はもちろん、各県の女性センター、行政機関、県内の学校など、500有余への宛名書き。エンパワーメントをはかるために組織化した当会だが、「力」がないと「力」をつけること自体が大変だ。
 日中は主婦数名。夜は勤め人、という構成での作業。栗原代表の背丈、辻代表代行の恰幅、夜道をものともせず遠距離を駆けつける玄永、丸山。夜勤をいとわぬ村瀬、吉村、私。常に冷静な「黒一点」の高橋。深夜に帰ったり、早朝の出勤?で、作業場にしてしまった福島大学の守衛さんに「アルバイト?」と訊かれたこともあった。頼もしい力の結集で、無事発送は終了したのであった。
(渡部八重子 福島市)


したたかに、しなやかに
 2年前、WFF発足準備をしながら、事務局長の林由美子さんと合い言葉にしていた言葉です。
 「したたかに」は「しっかり自分の頭で考える」こと、「しなやかに」は「柔軟に確実に行動する」こと。考えているだけじゃだめ、何も考えないで行動してもだめ、その両方の接点にWFFがあるべきだ‥‥と。
 その理想が今も息づいていて、今年の総会はとてもよかったと思います。皆様ご苦労様でした。
 男女共同参画社会といっても、現実は厳しい。一般的な女性の仕事の中に、システムとして「お茶くみ」が組み込まれている現実。これをどうやって変えていくのか? 一度に変えようと思うと、本当に大変だけれど。
 でも、身近にいる「古い考え」のオヤジたちが、過労死や熟年離婚してしまう前に、せめて、
 「仕事の面でももっと女性に頼って、女性の能力を信頼してみたら? 男女が本当に信頼し合って助け合えば、もっともっと人生が楽しくなるよ。」
 と言ってあげたい。
(藍原寛子 いわき市)


ペーパー版発行  1998.06.25
オンライン版発行 1998.09.25

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