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ふくしま女性フォーラム
〒960-1296
福島県 福島市金谷川1
福島大学 行政政策学類
栗原研究室気付(WFF事務局)

tel 024-548-8278
fax 024-548-8278

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■「うふふ」 第37号(2003.6.30)

民主主義の再生を目指せ!
あなたは4月に実施された統一地方選挙の結果に満足していますか。女性議員が増えたことは嬉しい。しかし、投票率58.15%というのは悲しい。「嬉しい」をもっと増やすために、「悲しい」を減らすために、私たちはどんなアクションを起こせばよいのでしょうか。他人事と考えず、みんなで話し合ってみませんか。なぜって、政府を動かす主権は私たちにあるのだから。

< 目次 >
・第8回定期総会  (1)
・政治をわたしたちの手に取り戻すために (2)
・2002年度事業報告・2003年度事業計画 (4)
総務部・事業部・広報部・プロジェクト活動
・運営委員会での報告 (6)★check★
・ブックレビュー (7)
・おしらせ (8)
・編集後記 (8)


第8回定期総会
2003年5月11日(日) 10:30〜
福島大学行政社会学部棟2F大会議室
総会の参加者は例年と比べ少々少なめでしたが、内容は「多め」でした。主に、会費未納者への対応、退会手続きの定型化、アセスメントの評価基準の作成などについて議論されました。また、企業調査報告書『企業とジェンダー』と『出前講座inあいづ-記録集-』の完成披露が行なわれました。
午後の総会イベントは、「政治家に政策をきく」をコンセプトに新人県議4人を招きました。会員に加え一般からの参加もあり、会場は予想以上に賑わいました。

『男女平等は進んでいるのだろうか』
栗原るみ
いま私たちの暮らしの中で、男女平等は進んでいるのだろうか?
日本には男女共同参画社会基本法がある。大臣に女性の数が増えたし、審議会など政府の指名する委員の女性の数も増えた。企業で活躍している女性も増えているかも知れない。福島県には条例もできた。こうみると、男女平等は進んでいるような感じもする。でも『男女共同参画白書』(2003年版)も指摘しているように、日本では「不平等感が非常に強い」し、男女の役割分担意識も「強い」ままである。私たちが実施した『企業とジェンダー』でも、働いている女性の数はほぼ半分ちかいのに、社員では3割に満たず、パートでは9割が女性という結果であった。仕事の場では、女性は、決して男性と対等には位置づけられていないことが示されていた。
ぶっちゃけ、私には現在日本や福島県で、男女平等が進んでいるのかどうか、わからない。バック・ラッシュという言葉をききつつ、トヨタ・中部電力・JR東海などの企業が「世界に活躍できる」「独創性をもった人」を育成するために「男子のみ」の中高一貫校をつくると発表したというニュースを耳にする。日本のトップはやっぱり、男にだけ期待をかけでいるのだろうか。過去の歴史をふりかえれば、戦争と男女平等は共存できなかった。戦前には、衆議院で通過した「婦人参政権」法案が、満州事変開始以後議会に提出されなかった。今度も、個人の個性を発揮できるような、「自由で平等」な男女共同参画社会が、「より強くなるための競争と画一・均質」に代替されてしまうのではないか?
ふくしま女性フォーラムは、会員それぞれが、さまざまな形で地域の男女平等をすすめるために活躍している。それらの活動をもう少し、ふくしま女性フォーラムとして総合することができないのか?男女平等を進めているという自信を得るような蓄積にはできないものだろうか?そのためのアセスメントをしてみたいという希望は、昨年度の総会以来の課題であった。そこで、最近さまざまな形でクローズアップされている「行政評価」「市民の視点にたった評価」からアイデアを学びながら、力になりそうなかつ分かりやすい評価の手法を考えることを提案したい。
「男女共同参画のイベントはどのように男女平等を進めたか」評価の方法を考えたいのだ。今回はまず手始めに、会員がそれぞれ参加したり企画に加わったりしたイベントで、どのような人々が参加し、そこでひとりひとりが何を得たのか、その企画を評価してみてはどうだろうか。試みに、別紙のような調査票を作成してみた。今年になってから参加した男女共同参画とか女性の集いなどという名称のイベントについて、それぞれあなたの評価を作成してみてほしい。それをもとにして、どうすれば男女平等の進展度を評価ができるのか、運営委員会で検討し、皆さんと議論しながら、よりバージョンアップをはかっていくこととしたいと思っている。
* * * * * * *
時間の都合上、充分に話し合うことができなかった議題は、アセスメント、地域NGOとしての今後の方向性、名称変更についてなどです。名称変更に関しては、歴史的経過を踏まえ、ロゴのWFFと機関誌「うふふ」はそのまま残す方向で話し合われました。

名称変更について
WFFとうふふは残したい。ロゴもかわいい。
  Women and Men's Forum in Fukushima
     Women-and-men's Forum in Fukushima
例 ふくしま男女平等フォーラム
Gender Equal Forum
Gender Equal Forum in Fukushima
例 ふくしまジェンダーフォーラム
地域NGOはどうあるべきか
行政との関係(県庁・未来館・各種委員会)は?
NGOと研究者との関係 研究者をどう巻き込む?
他団体との関係 どのようなネットワークを求める?


「政治をわたしたちの手に取り戻すためにー地方選挙と男女共同参画ー」
イベントでは、今年4月の統一地方選挙で初当選をはたした新人県議4人をパネリストに迎え、政策を語ってもらいました。コーディネーターは保原町町議員の金子恵美さんに務めていただきました。
パネリストはユーモアを交えつつ、今回の地方選挙の感想、政官業のあり方、男女共同参画社会に向けての展望などについて、それぞれのスタンスから意見を述べていました。質問タイムでは会員と活発な意見交換を行ないました。その白熱した議論は第2部まで続きました。

パネリスト・コーディネーターのプロフィール

桜田葉子  自民党
福祉法人評議員、民生児童委員主任児童委員、私立小非常勤講師。国立音大声楽科卒。
高橋秀樹  民主党                      
NTT労組福島分会花園部会長、連合福島福島地区連合会副議長。安達高校卒。
西山尚利  自民党
福島市議1期、衆院議員秘書、建設会社勤務。法政大学経済学部卒。
柳沼純子 自民党
郡山市結婚相談員連絡協議会副会長、郡山市更生保護婦人会委員。郡山女子高卒。

金子恵美  保原町議会議員
目の不自由な人のフレンドシップセンター(NPO)リハビリテーションソーシャルワーカー、福島介護福祉専門学校講師。カリフォルニア州立大学大学院修士課程修了
(以下、敬称略)

立候補したきっかけは?
桜田:少子高齢化問題に対する不安があり、また未来館のイベントに参加し女性議員を増やす必要性を感じ、1週間悩みに悩み決心した。
高橋: NTTの労働組合の活動を通して労働者をとりまく環境に問題関心をいだき、半年間悩んだが、市会議員の説得を受け出馬することを決意した。
柳沼: 夫である柳沼秀雄の意思を受け継ぎ、また妻として娘としての介護体験を通じて、女性の声を県政に反映させたいと考えたため。
西山: 政治家になることは中学生のときから志していた。今回、立候補したのは市議会議員の限界を感じたため。

当選までのプロセスについて何が大変でしたか?
桜田: 選挙のための資金集め人集めが思うようにいかなかった。とくに集会を開きたくてもできないのは辛かった。
高橋: 無名の新人であったことや、地盤がなかったことなど。地域活動への参加を通して顔を覚えてもらった。
柳沼: 短い期間での選挙活動、特に夫と母の介護と選挙活動との両立が難しかった。
西山: ミニ集会活動からはじめざるを得なかったこと。そして、若い人・新しい人への期待に応えることの重要性について。

政官業の癒着体質を踏まえ、旧来の公共事業の
やり方についてどう変えていくべきか?
桜田: 入札制度も変わり、癒着できない状況が出来上がっている。政治家と行政職員それぞれの考え方・意識を変えていかなければならない。
高橋: 高度経済成長を支えてきたシステムであることは間違いないが、現在このシステムが弊害を与えているのも事実である。必要なところに必要な事業を行なう。まずは政治家と業者側のモラル、そして地方交付税のあり方を見直す。
柳沼: 業者が談合せざるをえない現在の状況には憂慮している。癒着のないあり方に変わる必要がある。
西山: 財政が問題。民間もしくは利害関係のない方に監査を委託し、監査だけではなく意見要望もだして公共事業のあり方を変えていくべきである。

男女共同参画社会の実現に向けての
具体的な政策とは?
桜田: 少子高齢化の観点から考える。女性の多様な働き方を支援するための環境作りとして、児童保育の充実や親たちがともに相談できる場所・機会をつくることが必要だと思う。
高橋: 女性が守られていない社会を男性の立場から変えていく必要がある。男性も育児・介護休暇を取れるように行政から援助を行う。そのために無駄な公共事業をやめて、つまり旧来のシステムを変えることで、地方の景気回復と男女共同参画を進めていきたい。
柳沼: 条例が浸透していない現状であるから、自身を含め男性もまじえ勉強していく必要がある。女性議員を増やし県政に女性の声を反映させていきたい。
西山: 土湯温泉の女将会のように、女性が積極的に町づくりに参加し、男性と意見を交換しながら協力していく社会を目指したい。

選挙戦を通じて福島県の現状をどう考えるか?
桜田: 安心で安全な食物を供給する農業を守り育てなければならない。またユニバーサルデザインを考えた町づくりが必要である。
高橋: 保守的な土地柄から県内外でPRがうまく行なえていないが、いろいろな意味で便利になりつつある。福島市は交通網が整備されある程度の発展がみられる。そのため議員への要求が低い。活気ある町づくりなど生活圏を発展させるための改革が必要である。
柳沼: 郡山市の現状については分析中であるが様々な問題が堆積していることは分かっている。女性の視点から考えていきたい。
西山: 何をやっても変わらないという政治への諦めを感じた。その一方でだからこそ社会を変えたいと考えての投票だったと思われる。

有権者の政治離れについて克服するには?
桜田: 選挙活動中、ミニ集会を3回しか開けなかった。関心を高めるために政治家とお友達になる機会を設けることが必要。
高橋: 政治資金の流れや派閥関係が不明瞭で、また政治家と市民の政治認識の食い違いがある。政治家が多くの方の意見をきき、目をこらし耳を傾けるということをやっていかなければならない。
西山: 政治家はもちろん、市民が議会の中で思ったことを訴えていかなければならない。また子供たちが政治へ関心をもつような教育が取り組まれなければならない。
* * * * * * *
質問タイムでは、政策をどのように実現するか厳しい質問がとびかいました。白熱した第2部では、会員から議員立法のための勉強会をすべきではという提案がされ、パネリストからは「一期生同士政党を越えて協力することを約束する」と公約もありました。
具体的な政策に関して語る場面は少なく物足りない感はありましたが、選挙活動についてはとてもリアリティのある話をしてもらうことができました。特に選挙資金を工面することが困難な状況が多々あることについては、さらりと話していただきましたが、その言葉の裏には大変な努力があったことが推測できます。
今回、福島県民の民意としてパネリストの4人は選ばれたわけですが、選挙は始まりにしかすぎません。私たちは4人を含めた県議が納得のいく県政を行なっているか常にチェックすることを通して、政治を私たちの手に取り戻しましょう!



2002年度の事業報告と2003年度の事業計画
運営委員会も各プロジェクト活動(PT)も随時仲間を募集中です!気軽に参加してください。

総務部
2002年度の事業報告
名簿管理:年度末会員数 205名
定期総会・記念講演、定例運営委員会の開催
委員などの派遣
2003年度の事業計画
名簿管理:当初会員数 200名
会費未納者に対する納入促進
定期総会開催・記念講演、定例運営委員会の開催
委員などの派遣

事業部
2002年度の事業報告
出前講座の実施:いわき、あいづ
2003年度の事業計画 
出前講座、アセスメントの実施

広報部 
2002年度の事業報告
機関紙「うふふVOL.33?36」の発行
主催イベント情報の提供
ホームページを更新し、ネット発信の充実
2003年度の事業計画
機関紙「うふふ」の発行、内容充実


プロジェクトチーム
「男女共同参画の視点から施策を検討する」PT 
2002年度の事業報告
全員で具体的に施策を調査・検討することはできなかったが、各チームメンバーはそれぞれの地域で活動し成果をあげている。
1.会津若松市男女平等条例(仮称)制定への活動
「男女平等条例研究会」を発足。勉強会や市民意見交換会を実施、議員立法として検討されるよう要請活動を行った。
2.市町村国保の世帯主制度の見直しに関する活動 
福島市に対し、世帯主制度を個人単位制度に改めるよう国に対し要望するよう提案した。
3.保原町で初の「女性のつどい」を開催
2003年1月に、第1回の女性のつどいを町の後援により開催した。PTメンバーによる講演と町長を含めたパネル・ディスカッションを行った。
2003年度の事業計画
1.各地域の独自的な活動
地域ごとの活動が基本とするが、各活動を共有し議論することがPT活動を高めることになるため、活動経過報告会を行う。
2.勉強会の開催
国の影響調査専門調査会が行っている、税制・社会保障制度・雇用制度システムについては大いに関心を持つ必要がある。

「女性に対する暴力防止」PT
2002年度の事業報告
1.相談窓口連絡カードの作成・配布
予算の関係で20,000枚という枚数で、とても県内全域に配布できませんが、県の児童家庭課では今年度の予算で同様のカードの作成を予定されていた由、先鞭を付けたことになったかとも思います。
2.2002年度ドメスティック・バイオレンス全国研修会(全国婦人相談窓口連絡協議会の主催)への参加
2003年度の事業計画
DV防止法制定以降、DV問題は顕在化している。その状況を踏まえ、今年度の活動計画は、福島DV研究会と共に前年度配布した相談窓口連絡カードについて、どこでどのように使用されているか等を追跡調査していきたいと思う。

「ジェンダーフリー教育を考える」PT
(GFEnet福島分科会)
2002年度の事業報告
メンバーが多忙をきわめ、開店休業状態となってしまいました。
2003年度の事業計画
教育基本法改正のうごきや、福島大学教育学部の再編など、教育をめぐる環境の変化のなかで、ジェンダー教育の視点をどのように充実していくかについて、考える場所を提供していくことはどうしても必要であると思う。新しいメンバーも募りながら、本年度は何か問題提起をしてみたい。



「ジェンダーフリーの職場」PT  
2002年度の事業報告
スウェーデン調査の報告書を普及した程度にとどまり、「企業とジェンダー」プロジェクトチームとしての動きに呑み込まれたかたちであった。
2003年度の事業計画             
ジェンダーフリーは、職場、地域、家庭の中で容易に実現していないが、自己改革を成し遂げつつある人もいる。こういういろんな立場の人からヒアリングし、意識を変える手段・方法を学ぶ。
「ジェンダーフリー井戸端会議」:実施月 7月、10月、1月(詳細は、うふふで周知する)。

「企業とジェンダー」PT
2002年度の事業報告
1.調査報告書『企業とジェンダー』の作成
2002年に実施した企業調査について、企業とジェンダーPTのメンバーに対しても開いたかたちで、行政社会学部大学院地域政策科学研究科の授業
で再検討を行った。フォーラムのメンバーの方々がさまざまな部会やその他のグループで、この報告書を行動をすすめるために必要とされる論理や理論を培うための参考書に活用してほしいと思います。
2003年度の事業報告
新しい経済システムの構想をつくり出す活力と展望を、地域経済はどのようにもてばいいのでしょうか。調査1 地域産業のデータから出発して、じっくり本当に望ましい地域経済の将来像を考えましょう。
調査2 ナショナル・ミニマムの考え方について議論する素材になるような調査を考えてみませんか。
地域の現実から出発して、仕事と生活の希望がもてる新しい納得できる地域のグランドデザインについて考えることが、グローバル化の時代にわたしたちにもとめられているのだと思います。



運営委員会の報告
6月21日(土)13:00〜16:30 行政社会学部棟2F中会議室
今回の運営委員会では、総会では時間不足により議論できなかった事柄についての話合いがされました。
議論の結果、年間事業計画として、アセスメント基準作成のためのアンケート、出前講座(2回)、勉強会(2回)を実施することが決まりました。また、名称変更については会員に意向調査したうえで検討することとなりました。
話し合いより、今年度は前年度までの事業を活かしながら福島県の問題をクリアにする方法を探るという方向で事業が展開されるのではないかと思われます。

アセスメント基準作成に関するアンケート
男女共同参画や男女平等に関してのイベントが多数開催されているが、参加者はイベントからどのような影響を受けているのか。イベントの蓄積を確認、評価基準を作成する。
→現状としては企業調査結果の検討を優先してはどうか。
→『企業とジェンダー』の読合せ行う(勉強会の実施)。また「男女共同参画に対するイベントの評価方法検討のためのたたき台のアンケート」を送付する。

議員とNGOによる合同勉強会の実施
総会イベントにおいて出された提案。政策について、互いに情報を共有し、その収集と検討を通して問題点を明らかにし、現実の問題を把握しようというという試みだが、調査研究の予算をどう捻出するかが課題である。

企業調査報告書(『企業とジェンダー−地域における男女共同参画実態調査』)の活用
どのように読めばよいかわからずあまり活用できずにいるが、ジェンダーの視点から現実を把握するための有効なデータが詰まっている。また条例推進活動とあわせてみることでよりリアルな実態が見えてこないか。
→編集作業を担当した大学院生を交えて勉強会を行う。そのうえで識者を招いた勉強会を行い問題をさらに具体的に掘り下げていく。

NGOとしての活動について
女性差別撤廃委員会2003年第29会期(6月30日〜7月18日)において日本の第4次・第5次レポートが審議されることとなっている。ふくしま女性フォーラムのスタンスを考えると、フォーラムはこのレポートを検討し、国際的な問題と福島県の問題を結びつけていく必要があるのではないだろうか。
→政府の登録NGO認定手続きを調べる。
→未来博の助成金を使って、第5次レポート報告についての講演を会津若松市で開催できないか調べる。

名称変更
英語表記に関して、総会案に加え理念を全面に出した名称が提案された。また、日本語表記に関しては、やっと名前が認知されてきたやジェンダーを冠するにはまだ時期早々という意見が出された。
We are in Fukushima Forum
We have Forum in Fukushima
→アセスメントに関するアンケートに名称変更についての意向調査アンケートも追加する。

出前講座
開催したことがない地域がよい。今までは市を中心に活動してきたが今年度は町村も対象とする。
→伊達郡(保原・川俣・桑折)県南の白河市など。

わいわい市民政治@福島
ふくしま女性フォーラムの活動として、政治家養成講座のようなものを開けないかという提案があった。諸事情により、わいわい市民政治@ふくしまとして発足した。夏期講座を8月23日(土)〜24日(日)に開催する。幅広い層の参加を募集している。

DV防止PTの活動
DV法2周年を記念して、9月に公開講座を開催する予定である。

会津若松市男女平等推進条例(仮称)
条例案を県議会に提出、ヒアリングを受けた。統一選挙後、第2期会津若松市男女平等条例検討協  議会(会長土屋みよ子・副会長宮下雅志)が発足、現在条例案の検討が行なわれている。また協議会ではパブリックコメントを7月または8月に企画、並行して市民に意見を聞く会も開催する予定である。条例案は年内までに上程される見通しである。
* * * * * * *
そのほか、女性問題に限らず、市町村合併など地域の問題も視野に入れられないかという提案がなされました。また、識者との勉強会については、女性が関心をもてる問題を取り上げなければならないのではないかという内容に関する意見が出ました。その一方で参加者はしっかり勉強して各自疑問をもって臨まなければならないのではという参加者の姿勢を問う発言もありました。
今回の運営委員会では、いかに情報収集を行うかが論点になりました。集めた情報の取捨選択を行い、福島県の現実を把握し問題点を明らかにすることの必要性が問われたのでないかと思われます。一方で、情報収集の難しさについても再確認することとなりました。現在、福島県に限らず、市民は十分な情報を得てはいません。そして、その理由のひとつとして、行政の情報公開が不十分であることが挙げられます。以上を踏まえ、ふくしま女性フォーラムはそれら住民が必要な情報を引き出し分析する地域のシンクタンクとして機能することが求められているのではないかと考えます。

≪決定事項≫
●男女共同参画に対するイベントの評価方法検討のためのたたき台のアンケートの送付(名称変更の意向についても盛り込む)
●出前講座の開催予定
第1回 伊達郡(10月末または11月頃)
第2回 白河市(予定としては1月)
●勉強会の開催
第1回 『企業とジェンダー』の読合せ
日時 8月3日(日) 13時〜
場所 福島大学行政社会学部棟3F
中会議室
第2回 識者を招いて  (日時未定)
↓ちょっと変更
勉強会が変更されました。
第1回 福島県の経済金融情勢について
講師 森川英治(日本銀行福島支店長)
日時:7月12日(土) 13時半または18時
場所:福島大学行政社会学部棟3F中会議室
※時間は決まり次第ネットでお知らせします。


ブックレビュー
梅雨ですね。雨が降っているから外にでたくなーいってときの1冊にいかがですか。

『男女共同参画社会をつくる』
大沢真理 日本放送出版協会 (970円 +税)
男女共同参画社会基本法が公布・施行されて丸4年、今では噛まずにいえるが、当時は全然関心がなく、ゆえにニュースにはなったのだろうけど恥ずかしながら覚えていない。今回はその基本法の「立て役者」である大沢真理さんの本を紹介したい。
これを読めば、基本法の背景も意義もまるごとわかるというのは言い過ぎかもしれない。しかし、高度経済成長期から現代まで、社会政策システムの変遷過程が丁寧にまとめられている。社会理論や個々の政策ひとつひとつを理解することは難しいが、流れは把握できるのではないかと思う。
また、「両立支援」型の社会政策システムとして、7つの改革案を提示している。少々難解かもしれないが、今直面している問題を読み解くには、かなり重要な情報がかかれているのではないだろうか。
人が性別(ジェンダー)に縛られず個性と能力を存分に発揮できる社会を想像するためのヒントが盛りだくさんであるにも関わらず価格は良心的、お買い得感も得られるのではないかと。
(佐藤良子)

▼△▼ おしらせ ▼△▼
ベアテ・シロタ・ゴードンさん講演会
日時: 7月12日(土)午後2時から
会場: 福島市花園町、桜の聖母短大マリアンホール
  (JR福島駅東口より市内バス15分、
文化センター入口・聖母短大前 下車、徒歩1分)
入場料: 大学生以上1,000円、高校生500円
主催: ベアテ・シロタ・ゴードン講演会実行委員会
   (事務局電話024-522-3097、
福島市五月町2の5、一番丁ビル2階)
 戦前には認められていなかった女性の権利問題を、憲法に入れる作業の中心となって活躍したベアテ・シロタ・ゴードンさんご本人を招いての講演会。当時の憲法作成に関するお話、ベアテ・シロタ・ゴードン案が生かされた日本国憲法の考えなどを学んではいかがでしょうか。

高齢社会をよくする女性の会全国大会
テーマ 「今問い直す21世紀高齢者の医・職・住(充)」
日時: 2003年8月30日(土)〜31日(日)
会場: 郡山ビックパレット
8月30日(土)
 12時30分 開会セレモニー
  13時   基調講演「70歳のチャレンジ」 
    樋口恵子さん(高齢社会をよくする女性の会代表)
  14時30分 シンポジウム
 テーマ 「今問い直す21世紀高齢者の医・職・住(充)」
    中村秀一(厚生労働省老人保健局長)
    青井礼子(日本医師会常任理事)
    大高善兵衛(郡山商工会議所会頭)
    沖藤典子(本会理事・ノンフィクション作家)
    袖井孝子(お茶の水女子大学教授)
8月31日(日)
     9時30分 5分科会で議論
  分科会のテーマは、終の棲家を考える分科会、農山村の高齢者を考える分科会、合併議論の中で町村の福祉・介護を語る分科会、政治参画の分科会、年金と老後設計を考える分科会と今日的テーマを捉えた分科会です。分科会のパネラー・コーディネーターは各方面で活躍している方々です。ご一緒に参加しませんか。
実行委員会事務局 郡山事務局 024-991-9116
              福島事務局 024-557-4610

<広報部から>
★テーマ論争の呼びかけ★
多くのフォーラム会員の声を載せたいけれど、話題がないとかけないのも事実。ならば、話題を作りましょう。毎回テーマを掲げ、それについて意見を募集します。
手始めに「性犯罪の報道表現について」をテーマに掲げてみます。というのは、最近共同通信社の表現基準が変更され、「婦女暴行」が「強姦」と表記されるようになりました。曖昧な表現で性犯罪の残虐性が隠されてしまうことはもちろん、言葉だけが一人歩きして二次被害に繋がるような事態も避けなければいけないでしょう。皆さんの意見を聞かせてください。また、何かお勧めのテーマがありましたら教えてください。
もちろん、随時その他の原稿も募集しています(写真つきの原稿、大歓迎です!)。
●うふふのホームページ公開について●
運営委員会ではインターネットによるうふふの発信を検討しています。具体的には、最新号の前号までを公開、最新号に関しては見出しのみ掲載する方向で議論されています。また、ホームページでは、準備中だったダイジェスト版がアップしました。ぜひチェックしてみてください。


編集後記
編集作業中、井上陽水の「夢の中へ」がスピーカーから流れていました。ふと横から、「うふふのテーマソングにどうか」という提案が・・・。いや、たしかに歌詞はマッチしますが(^^;
さて、今回もどうにか無事にうふふをお届けすることができました。定期総会の情報が盛りだくさんのVOL.37ですがいかがでしたか。ぜひご意見・ご感想をお寄せください。
また今回からもっと多くの会員の声を載せたいということで、テーマ論争の呼びかけをいたします。うふふが会員の皆さんの意見交換の場になれればと考えています。
(R.S)

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